16. 自分を責めてしまうときは、“宇宙の視点”で見てみよう

何かに失敗したとき、うまくいかないと感じたとき、
私たちはつい、自分を責める言葉を心の中で繰り返してしまいます。
「どうしてあんなこと言っちゃったんだろう」「またダメだった」……。
でも、そんなふうに自分を責め続けても、心はますます遠くに置き去りにされてしまいます。

今回は、自分を責めそうになったときに試してほしい、
“宇宙の視点”から自分を見つめる優しい自己対話の方法をご紹介します。

「ダメな自分」は本当にダメなの?

私たちはなぜこんなにも、自分を責めてしまうのでしょう。
それは、「こうあるべき」「もっとちゃんとしなきゃ」という
完璧さへの無意識の期待があるからです。

でもよく考えてみると、少し失敗したぐらいで、
あなたの存在そのものが“ダメ”になるわけではありません。

小さなつまずきに対して、心が「私はダメ」と結論づけてしまうときは、
一度立ち止まって、自分に優しく問い直してみましょう。
「本当にそう?」「それって、少し厳しすぎない?」と。

“宇宙の視点”で見るということ

スピリチュアルの世界では、
私たちの魂は地球に「経験をしに来ている」と言われています。

喜びも悲しみも、成功も失敗も、すべては魂の成長のため。
「失敗=悪いこと」という視点は、
あくまで人間的な一側面でしかありません。

宇宙の広い視点で見れば、どんな出来事もただの“経験”。
そこに良し悪しはなく、あるのは「どう受け取るか」だけなのです。

責める代わりに、こう語りかけてみよう

自分を責めそうになったら、心の中で優しい言葉を投げかけてみてください。
たとえば、こんなふうに──

「今日もがんばってたよね」
「うまくいかなくても、あなたの価値は変わらないよ」
「誰だって間違える。そのたびに、優しくなれるんだよ」

これは、ただのポジティブ思考ではありません。
魂の本質にそった、真実の声です。
こうした言葉を重ねていくことで、
少しずつ自己否定の癖はやわらいでいきます。

「宇宙だったら、今の私をどう見るだろう?」

どうしても自分に厳しくなってしまうときは、
心の中でこんな問いかけをしてみてください。

「宇宙だったら、今の私をどう見てくれるかな?」

きっと宇宙はこう答えるでしょう。

「たくさん頑張ってるね。ちゃんと進んでるよ。
 たとえ今つまずいても、それも大切な通過点。
 あなたはちゃんと光の道を歩いてるよ」

そんなふうに、やさしいまなざしを自分自身に向けてあげることが、
魂の癒しにもつながっていきます。

「宇宙の視点」とは、限りなく広く、やさしい視点

宇宙の視点とは、「すべてはうまくいっている」「すべてが必要な経験」という、
とてもおおらかで、信頼に満ちた視点です。

今の自分がどんな状態であっても、
それを否定せず、そのまま受けとめてくれる。
そんな視点に立つことで、
自分を責めるループから、すっと抜け出すことができるのです。

自己対話は「小さな声」でいい

自分にやさしく語りかけるとき、
大きな言葉や完璧な言い方をしようとしなくて大丈夫です。
「今日、ちょっと疲れたよね」
「それでも、ちゃんと起きて偉かったよ」

そんなふうに、小さな子どもをあやすような気持ちで、
そっと言葉をかけてあげてください。

自己対話は、いつもあなたのそばにある小さな宇宙。
その声が少しずつ、あなたの心をやわらかく包んでくれます。

まとめ:「責める代わりに、愛を向ける」

自分を責める気持ちは、
「もっとこうなりたい」「本当はうまくやりたい」
という純粋な願いの裏返しでもあります。

だからこそ、その思いを否定せず、
「そう感じる自分も愛おしいね」と受け入れてあげてください。

そして時には、宇宙のようにおおらかな視点で、
「全部、大丈夫」と自分に伝えてあげてくださいね。

あなたはいつでも、愛のまなざしの中にいる。
そのことを、どうか忘れないでください。

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